Flute Duo Concert

加藤 元章&清水 理恵 フルート・デュオコンサート

【日時】2021年2月11日(木)

【会場】2021りゅーとぴあ スタジオA

【出演】加藤 元章(fl) 清水 理恵(fl) 野間 春美(pf) 清水 研作(comp.)

【料金】●各部(入替制)2,000円(当日2,500円)

    ●1・2部セット券 3,000円(当日4,000円)

【チケット取扱い・問合せ】

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コンチェルト

PROGRAM

【第1部】

 

クーラウ:トリオ ト長調 作品119
(清水、加藤、野間)
 D.F.R. Kuhlau: Trio in G major, Op.119


バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番ト短調 BWV1001
(加藤)
 J.S. Bach: Sonata for Violin Solo No. 1 in g minor, BWV1001


シューベルト:「しぼめる花」による序奏と変奏作品160
(清水、野間)
 F.P. Schubert: Introduction and Variations on“Trockne Blumen”, D.802


【第2部】

 

清水研作:宇宙との対話II
(清水、加藤、comp.清水研作)
 K. Shimizu: Dialogue with the Universe II


メンデルスゾーン:ロンド・カプリッチオーソ 作品14
(清水、野間)
 J.L.F. Mendelssohn: Rondo Capriccioso, Op.14


フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 作品13
(加藤、野間)
 G. Fauré: Violin Sonata in A major, Op.13


ドップラー:アンダンテとロンド 作品25
(加藤、清水、野間)
 A.F. Doppler: Andante and Rondo, Op.25

PROFILE

■加藤 元章 Motoaki Kato (fl.)


桐朋学園大学で森正氏に師事。1978年にパリ国立高等音楽院に入学、ジャン=ピエール・ランパル、ミシェル・デボストの両氏に師事し、82年プルミエ・プリ(一等賞)で卒業。ブダペスト、プラハの春国際コンクール入賞、アンコーナ、マリア・カナルス、ランパル国際コンクールで2位、マディラ国際フルートコンクール優勝。87年サントリーホール、92年東京芸術劇場でのリサイタル、97年サントリーホールでのコンチェルト・リサイタルのライヴCDの他、2つのCDシリーズ、“Motoaki KATO プレミアムセレクション”と“アート オブ エクササイズ”16タイトルをリリース、その中から現代作品集Ⅰ「夜は白と黒で」は、平成 6年度の文化庁『芸術作品賞』を受賞。2001年にはムジーク・フェライン(ウイーン楽友協会)にて日本人フルーティストとして初めてリサイタルを行う。2005年、ユン・イサン(尹伊桑)のフルート協奏曲を、韓国初演。2019年からは配信アルバムの制作を開始。フルーティスト清水理恵氏との共演で、フリードリヒ・クーラウのフルート2重奏曲24曲の完全収録を目指す「クーラウ・プロジェクト」、難易度が高い練習曲を収録する「ジ・アルティメット・エチュード」、独奏曲を時代別に収録する「ザ・ソロ」の3つのシリーズの録音が同時進行中。現在7タイトル(CD9枚相当)を配信している。

■清水 理恵 Rie Shimizu (fl.)


桐朋学園大学卒業後渡米。ボストン大学大学院にて当時のボストン交響楽団首席フルート奏者ドリオ・ドワイヤーに師事。同大学院修士課程修了。 在米中よりソリスト・室内楽奏者として幅広く活動する。帰国後「現代室内楽コンクール競楽II」第3位及フォルテ・ミュージック賞受賞。フランス、アメリカ、中国の音楽祭やコンヴェンション、作曲家会議、大学等に招かれ、新曲初演やコンサート、マスタークラスなどを行う。 2012~18年リサイタル・シリーズ「バッハ:無伴奏チェロ組曲に魅せられて」全6回を企画開催。2018年秋よりリサイタル・シリーズ第2弾「バッハ:ヴァイオリン・ソナタ&パルティータとともに」を始動した。ドルチェ・クラシックチャンネルにて、加藤元章氏とクーラウのデュオ、清水研作「日本の歌・世界の歌」など様々な配信を行う。CD「Three Water Colors」、清水研作作品集「海」、「日本の歌・世界の歌」。ヴェリタス・ミュージックアカデミー主宰。桐朋芸術短期大学及び新潟大学講師。中国綏化音楽院客員教授。http://shimizu-rie.com/

■野間 春美 Harumi Noma (pf.)


桐朋学園大学音楽学部音楽科ピアノ専攻を経て同大学研究科を修了。第5回友愛ドイツ歌曲コンクールにおいて優秀伴奏者賞受賞。第7回日本室内楽コンクール入賞。在学中より室内楽をはじめとするアンサンブルピアニストとして活動を始めNHK交響楽団や東京交響楽団のメンバーと数々の演奏会で共演。NHK-FM「土曜リサイタル」「FMリサイタル」BS-TBS「日本名曲アルバム」に出演するほか、学校音楽教材などのレコーディングに多数携わる。現在、桐朋学園大学嘱託演奏員、新国立オペラ研修所ピアニストを務めている。

■清水 研作 Kensaku Shimizu (composer)


新潟市生まれ。ボストンのハーバード大学大学院博士課程に特待生として招かれ博士号取得、作曲と音楽理論の講義を持つ。1990年ヴィエニアフスキ国際作曲コンクールにて満場一致の優勝。96年フランス国立音響・音楽の探求と調整の研究所(IRCAM)に招聘されコンピュータ音楽の研鑽を積む。国内各地をはじめ、サントリーホール10周年記念、テレビ朝日開局55周年記念、日本フルート協会主催フルートコンヴェンション、独のルール国際ピアノ・フェスティバル、ブレーメン音楽祭、英のライデール音楽祭、豪のキャッスルメイン音楽祭、韓国の統営、仏のトゥールーズ等、世界各地にて様々な作品が演奏されており、2012年南西ドイツ・フィルハーモニー交響楽団委嘱による「レクイエム・フォー・フクシマ」ドイツ初演、2019年ベルリン・フィルハーモニー室内楽ホールにて初演された、弦楽オーケストラのための「却来」等いずれも好評を博している。コンピュータを用いた新たな表現方法も追求している。新潟大学教授。http://shimizu-kensaku.jp/

コンサート動画(ダイジェスト)